たっちょんねる極 kiwami

メキシコ放浪ブロガー

メキシコの闇 その2

その1を見られた方は、メキシコは危険な国だとわかって頂ましたか?

 

今回はその2のお話をしてまいります。

 

 

これは私がメキシコに来て

2ヶ月目くらいの時の話です。

 

 

初めての海外で一人の生活にも慣れて来きた私は、自立できている自分に酔いながら

それなりにメキシコを満喫していました。

 

海外には海外の常識があるとは知っていましたが、特に調べもせず

能天気に毎日を過ごしていました。

 

 

いつものように近所のタコス屋でお酒を飲み

タコスを食べ、

お腹いっぱいになれば

お会計をする。

 

 

 

いつもの様に・・・

 

 

 

店を出たらコンビニでビールを2本買います

 

1本は歩きながら、もう一本は自宅で

 

 

 

 

いつもの様に・・・

 

 

 

 

しかしその夜だけは違いました。

 

 

いつもの様に飲みながら帰っていると

警察が横にいました。

 

 

私は何事もなくビールを飲みながら素通りします

 

 

 

後ろから警察がやたらとなんか言ってきました

 

言葉がわからない僕は、

「Gracias ,Gracias!! 」(アリガトウ、アリガトウ!!)

 

 

と言ってその場を立ち去ろうとしました。

 

すると警察がいきなり私の腕を掴み

また、やたらとなんか言ってきました。

 

ムキムキで怖い顔してます

 

 

 

私が言葉を理解できてないことを悟ると、英語とジェスチャーで伝えてきました。

英語もよく理解できないですが・・・

 

 

 

警察が私に言ってたことは要するに

 

 

 

「酒は外では飲んではいけない、

今から警察署に連れて行くから、お前は24時間は戻ってこれない。

早く車に乗れ、

 

それが嫌なら金を出せ」

 

 

 

 

と理解するのに時間がかかりましたが

そう言っていました。

 

 

 

絶対嫌だ!いくら出せばいいの?

 

ジェスチャー伝えると

 

 

 

2000ペソ(約12000円)

と言いました

 

 

メキシコは物価が日本の1/3くらいで、滅多にそんな大金は持ち歩いていません。

 

なので、

 

持ってない!高すぎる!と必死に言いました。

 

 

すると警察がいくらなら持ってるんだ?と聞いてくるので

 

300ペソ!!(1800円)

それしか持ってない!

と言いました。

 

おい、ふざけてんのか?連れてくぞ?

 

とか

 

家にあるだろ、持って来い!

 

とか

 

 

言われそうな気はしてましたが、

 

 

 

警察は

私の300ペソと、タバコを奪い足早に去って行きました

 

 

 

 

 

今回は私の常識知らずが呼んだ災いです。

100%自分に非があります

 

しかし、この話には続きがあります。

次回の話でメキシコの警察はヤバイとわかっていただけると思います。

 

 

 

メキシコの闇 〜その3〜

 

お楽しみにっ!